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 渡辺医院より毎月一回発行されている『健康新聞』から、記事の一部を紹介します。(2010.1.19更新)



『健康新聞』第491号より

渡辺 正著 知恵の森文庫
「朝食をやめて健康になる」を読んで
1年間の実験報告

T・M氏 67歳 札幌市

 この文は小生の約1年間の「朝食抜きの体験」の報告です。
 この種の実験は物理学の実験のように誰がやっても同じ様な結果がでるということではないと思います。
ですから小生のごくごく個人的な体験メモとして読んでいただければ幸いです。

 <体験の概要>
体験者の実験直前の状態
体験期間:2006年12月13日〜約1年間
性別:男
年齢:64歳
身長:165cm
体重:57kg
食事:今まで3食
睡眠:7時起床 11時就寝
体調:1975年心臓付近に違和感があり、虚血性心疾患と判定されたことがある。その後過激な運動をした時や飲酒が過ぎた時には同様の違和感があった。2006年負荷心電図では、年齢相応の動脈硬化は見られるが別段の異常は無いとのこと。

 自覚症状としては、
○冷え性(特に冬期間)
○頭痛(気温25度以下で)
○耳鳴り
○水虫(爪水虫もあり)
○手指第一関節の痛み、むくみ

 【実験前】
3食規則正しく取っていました。「朝食はしっかりと」に努め昼食は麺類が多く、夕食は米が主食少量のアルコールが入る。

 【実験中】
朝食:最初の頃は水コップ1杯、ここ2,3ヶ月は、水の他に牛乳コップ1杯だけ飲んでいる。
昼食:パンが主食、野菜、ヨーグルトかチーズ、シリアル、煮干など不思議なことにすぐにお腹がいっぱいになる。
野菜と食パンで大体満足感が得られます。しかし2食にしているという意識から3食相当分を食べたがる。昨夜の残り物や菓子類など余分に食べている。
夕食:実験前と変わらず。おかずは魚3牛肉2豚肉1鶏肉1の割合で日毎に替わる。野菜は旬のものをとるようにしている。
夜食:何か食べたくなる気持ちが強い。お腹が減ると言う事ではなく、心理的要因のような気がする。
小さい缶ビールを飲むことが多くなった時期があった。しかし最近では夜食をしていない。
外食はほとんどなし。このような2食の生活を約1年間続けた。

 経過:朝食抜きを始めて最初の3,4日間は空腹感が強かった。
昼食が大変待ち遠しくなるが、この強い空腹感もすぐに慣れた。むしろ体が軽くなり動き易くなる。
最初に口にする野菜がとても美味なこと。長い人生をしているのに残念なことでした。
次に食パン1枚を食べるとこれでほとんど満腹になる。
1ヶ月経過すると空腹感にも慣れて体重も2kg程減少してきました。しかしながら昼食は食べ過ぎるようになってきました。満腹になっても食べると食べられます。
排便は、大変良好になってきました。排便が快適なのと同時に排便後がまた爽快です。お腹の中の物がすっきり出て軽くなったという実感が、ほとんど毎日のように得られました。
最初の1,2週間は、力が入らないように感じましたが、だんだん体が2食に慣れてきました。
その後は、朝食抜きの2食の生活をあまり意識しなくなり、現在では、当たり前のようになってきました。快食、快便、快働、快眠が得られています。しかし、昼食の食べすぎは、問題です。

 以上、体験の結果については、
@前述の如く食事はおいしくなり朝食を抜く事により、朝からすぐにどのような活動もできるようになりました。
A心臓の症状については、体が軽くなった為なのか以前のような違和感がほとんどなくなりました。
B指の痛みについて気にならない程度に弱くなっています。
C耳鳴りについては、実験前も後も変わりなくあまり改善の兆しはありません。
D著書には、「朝食をやめたら水を飲むことです」とあり、水飲みは実行しました。食事をしないでも水だけでも排便は、促されるようです。
E体重は、3kg程減少しましたがその後は落ち着いています。
F起床時の手のむくみが強くなった気がしていましたが実験後やや改善されたように思いますが、もう少し様子を見ないと結論できかねます。
G爪水虫はいまだ期待したほどの効果は出ていません。
 

 体験実験は、一応一年を期間を限定して始めましたが、一年経った今、氏が本の中で主張されていることは、細部を別にして概ね納得できました。
 朝食抜きの習慣は、これからも続けようと思っています。
 生野菜摂取や生水を増やすこと、厚着に気をつけて温冷浴、裸体操なども今後は取り入れて実行して行きたいと思います。


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