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 渡辺医院より隔月一回発行されている『健康新聞』から、記事の一部を紹介します。(2015.8.18更新)



平成25年11月15日(テトラパシー)健康新聞(第509号)より

睡眠時無呼吸症候群が改善する!
−SAS (Sleep Apnea Syndrome)−
東京都 T・Yさん 男性56才
 私か渡辺医院を知ったのは、13年前の2000年でした。
当時でも178センチ、95キロの肥満体でしたが、21世紀ということで、自分自身も生まれ変わる、リセットする為に5日間の断食入院をして95キロから90キロまでやせて一時はそれなりに軽快な生活をしていました。
 しかし、当時は40代前半で仕事が営業ということもあり、接待、接待、又接待という生活だった為、半年くらいで、元の95〜6キロに戻り、それから10数年後、巨体をもてあましながら、生きてきました。
 ところが、今回、健康診断で無呼吸症候群と診断され、検査入院をした所、睡眠時には、通常時の64%しか酸素を吸えておらず、なんと!「毎晩7000mの高山に登っている」という状況と診断されました。
 50代後半になり、今後の人生を豊かにする為にも、13年ぶりに5日間の断食入院を9月12〜16日の間で実施しました。結果は96キロが91キロの5キロ減の状態で退院しました。

 前回もそうでしたが、空腹感に苦しむこともほとんど無く、読みたかった本もたくさん読めて有意義な入院でした。
 退院後2週間たちますが、糖質制限(ご飯やビールを基本食べない飲まない、おかずと焼酎を愛用)することで、92キロをキープしており、無呼吸症候群も劇的に改善しました(妻のコメントは、息もしてるし、いびきも相当減ったとのこと)。
 仕事も、接待する場面は大幅に減っており、是非今後も体重をキープし、快適な生活を送りたいと思います。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)について
 睡眠中に10秒以上の呼吸が停止、つまり無呼吸が5回以上繰り返される病気です。主に、いびきや昼間の眠気、熟睡感がない、起床時の頭痛などの症状があります。
 放置すると生命の危険に及ぶこともあります。また、SAS(睡眠時無呼吸症候群)特有の眠気は交通事故を起こす危険もあり、早期に適切な治療をすることが大事です。

T・Yさんの検査結果について
無呼吸指数 − 22.9 回/時間
 睡眠時に呼吸(鼻と口からの換気)が10秒以上停止する状態が1時間あたり何回あるかを表すもの。

無呼吸低呼吸指数 − 34.7 回/時間(重症)
 無呼吸と低呼吸が1時間当たり何回あるかを示す数値。
重症度の判定となる。

<判定基準>
5-15軽症
15-30中等度
30以上重症

SAS治療について
 治療は内科的治療、歯科装具、手術に分けられます。また、治療の第一歩として生活習慣の改善、見直すことから始まります。

・減量
・飲酒の制限・・・お酒は上気道の筋力を弱める作用があり無呼吸を悪化させる。
・禁煙・・・タバコは上気道炎症を起こさせたり、上気道の筋力を低下させ悪化させる。
・睡眠薬・・・睡眠薬の中にはかえって無呼吸を悪化させる夕イプのものがあるため、医師に相談し、避けるようにする。
・CPAP ・・・経鼻的持続陽圧呼吸療法といい、鼻から専用のマスクを介して空気を送り、気道を広げる療法。送られてくるのは酸素でなく空気で、これを使うことによって、熟睡が出来るようになり、昼間の眠気から解放される。
・マウスピース・・・いびき症の方や軽症の無呼吸症の方に有効な治療方法とされる。
・外科手術・・・無呼吸の責任部位が明確な場合に適応。小児の睡眠時無呼吸症候群の大半は扁桃肥大が原因。
成人の場合は、手術適応には慎重な判断が必要となる。

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